一緒に火葬できない物があります。

 

 火葬車で火葬する際、火葬台にご遺体と一緒に入れられない物があります。車載の炉で火葬するため、燃えない物や燃やすと有毒ガスが出てしまう物、灰が多量に発生してしまう物などです。

 代表的な例をいくつか記載します。

・ダンボール:ご自宅でご遺体を納めていたダンボールは、灰が多量に発生します。炉内が灰でいっぱいになり、火葬が綺麗に進まないのと、お骨上げの妨げにもなりますので入れることができません。

・電子医療機器、電池:ペースメーカーなど電子医療機器が体内に残されたままですと、内蔵された電池が爆発する危険性があります。火葬前にかかりつけの獣医師さんに外してもらってください。

・金属製、プラスチック製のおもちゃ:生前にお気に入りだったおもちゃでも、材質により残念ながら一緒に火葬できないものがあります。金属は燃えないですし、プラスチック製のものは有毒ガスが出ることがあるためです。プラスチック製の極小さなものは大丈夫な場合もありますので、ご相談ください。

・ごはんやおやつの包み:大好きだったごはんやおやつは、中身のみ紙製のお皿などに適量であれば大丈夫です。包み袋はアルミコーティングされていたりしますので、一緒に入れることができません。紙製の入れ物を用意していますので、お申し出ください。

 この他にも一緒に火葬されたい物がございましたら、お申し出ください。できる限りご要望にお応えしたいと思います。