ペットさんとの最後のお別れ、お体を空にお送りする火葬を行う際に、いくつかお伝えしたいことがあります。
まずは、お骨となったその状態についてですが、お骨はきちんと残ります。高齢ペットさんやご病気だったペットさん、小さなペットさんでも大丈夫です。ただし、年齢や状態によりベージュ色や赤っぽい色が付いていたり、小さな細い部分は割れてしまったりすることもあります。内蔵部分の黒い灰が残ったりもします。必ずしもヒトのように、真っ白に標本のように残るとは限りませんが、できるだけキレイにお骨が残るよう温度や火の大きさ、時間を調整しております。
火葬をしているときに、お体の位置を調整するために専用の用具で優しく動かすことがあります。動かす回数は最小限にしておりますが、専用用具が棒状なので、ともすると雑に扱っているように見えてしまうかもしれませんが、決して粗末に扱っているわけではございません。火葬時にもご説明をさせていただいておりますので、ご了解をいただけますと幸いです。
火葬する場所についてですが、火葬車の屋根に排煙口があります故、ガレージ内やカーポートの下では出来かねます。低めの電線や光ファイバーなどが通っている場合も同様です。また、リヤゲートを開けた状態となりますので、火葬車の全長+1.5m程度の奥行が必要とります。
夜間の場合ですが、火葬車に照明を装備しておりますので、お別れの儀もお骨上げも問題なく行っていただけます。音に関しては、コンセントをお借りできれば音は送風機とバーナーの音のみとなり、おうちの中までそれらの音は聞こえません。外に出て火葬車の近くまで来ない限りは音はほぼ聞こえず、ご近所にご迷惑をお掛けすることはありません。においについても同様で、いやなにおいや有害物質が出ない設計となっておりますので安心です。全く何の音もにおいも出ないというわけではありませんが、いずれも最小限です。
訪問火葬に関して、ご不明な点やご心配なことは何なりとお問い合わせください。